なぜ、中井生活経済研究所は富山の農産物の販売を始めたのか?     

この取組を始めた経緯

コロナ禍により、テレワークなど新しい仕事のスタイルが普及し、自宅で食事をとる機会が増えています。また、ライフスタイルの変化から、自家消費用の野菜を楽しみながら作る人たちも増えているようです。

こうしたなか、中井生活経済研究所は、富山の自家消費用の小さな畑からできた美味しい農産物を少量ではありますが、東京へ運んで販売する新しい試みを始めます。

この取り組みの意義は、

  1. 農家 → 農協 → スーパーという既存の大量販売の流通ルートとは全く異なる市場に縛られない独自のルートで消費者に農産物を提供します。それにより、消費者は、化学肥料に頼らず天塩にかけた旬の良質な美味しい農産物を市場とは異なる価格で入手できます。さらに、個人が作った小さな畑の農産物は、自家消費と友人への無料配布、廃棄されているのが現状ですが、ここに販路を提示することにより、個人は若干でも収入を得ることができます。
  2. 中井生活経済研究所は、人々の暮らしがより良い方向に向かう仕組みを創りたい。東京の人に富山の美味しいものを届け、富山の作り手にお金が届く、小さな資金の流れを創りたい、それが創業の理念に合致すると考えました。

取組みの第一弾は富山の黒にんにく

富山県高岡市在住の佐野さんが自家用の畑で作ったジャンボにんにくを蒸して作ったものです。佐野さんは、出勤前の午前5時~8時まで毎日3時間、畑仕事をして美味しい野菜作りに励んでいます。

 

まずは、在庫の有無をお問い合わせください。
常設の店舗として、東京大学龍岡門の近く、春日通沿いの武蔵屋果物店にご協力いただいております。

武蔵屋果物店 03-3811-1328
所在地    東京都文京区湯島4-1-14 アップルビル1F
営業日     月〜土(祝祭日を含む) 日曜日定休
営業時間   午前8時〜午後8時
アクセス

 

第二弾は、富山のさといも

グルメで知られた池波正太郎に「井波の里芋は旨い」と言わしめた越中・井波の里芋です。
※ 出典: 銀座百点1988年1月号

里芋の販売期間は10月下旬~12月末です。
お問い合わせは、黒にんにくと同じく、中井生活経済研究所または武蔵屋果物店までお願いします。

生育中の里芋(2022年7月撮影)