名前 | 中井惠美子 (Nakai Emiko) |
出身 | 1948年 岡山県生まれ |
学歴 | 1967年 大阪府立三国丘高校卒業 1971年 早稲田大学 第一法学部卒業 2013年 国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科修了 |
職歴 | 1971年 協和銀行(現りそな銀行)入行 1989年 あさひ銀行(現りそな銀行)事業調査部 調査役 1994年 あさひ証券 市場営業部 次長 1998年 あさひ銀行 個人部 主任調査役 2001年 あさひ銀総合研究所 上席主任コンサルタント 2002年 あさひ銀行 退職 2003年 中井生活経済研究所 所長 |
資格 | 中小企業診断士 宅地建物取引士 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 CMA (日本証券アナリスト協会認定アナリスト) ダイバーシティ・シニアコンサルタント(日本ダイバーシティ・マネジメント推進機構認定) 日本証券業協会・会員1種外務員資格 日本証券業協会・会員内部管理責任者資格 |
役職 | 一般財団法人WINWIN 監事 NPO法人楽学生活協会 理事 株式会社グッドバンカー 顧問・格付評価委員会委員 社会医療法人博愛会評議員(2006年~2019年) 公益財団法人東京都中小企業振興公社 経営専門相談員(2006年~2019年) 国土交通省「病院等を対象とするヘルスケアリート活用に係るガイドライン検討委員会」委員 (2015年~2016年) 埼玉県 創業ベンチャー支援センター開業アドバイザー (2004年~2010年) 独立行政法人中小企業基盤整備機構経営支援アドバイザー (2005年~2009年) 一般社団法人中小企業診断協会本部理事 ( 2005年~2007年) 社団法人日本医療法人協会 医療法人資金調達研究委員会委員(2002年~2003年) |
著書 |
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略歴 | CMA証券アナリストの資格は、都市銀行の女性第一号の取得者。銀行員として入行以来、23年間を銀行本部の企業調査・事業調査部で過ごし、企業の財務分析・評価を担当、1975年から当時としては先駆けであったコンピュータによる企業評価・格付けシステムの開発を手掛ける。 宅建、中小企業診断士、CMA(日本証券アナリスト協会認定アナリスト)の資格取得後、銀行の証券子会社「あさひ証券」に1994年市場営業部次長職で出向し、債券の営業を経験。 この経験をもとに「資産はこうして増やせ」(マイガイア刊)を出版し、預金一辺倒の資金運用からの脱出法を著す。大前研一氏が「リスクについてどう考えるべきか、個人金融のベテランである中井さんの読みやすく、わかりやすい本」と絶賛してくれたため1万冊売れる。 このため、証券出向先から1998年銀行本部に戻り、投信販売の企画セクションであった個人部のプライベートバンキング室主任調査役として、資金運用相談や富裕層向けのセミナー・講演会の講師を務め、あさひ銀行の全国の支店を回る。 しかし、銀行の投資信託の販売取組になじめず、あさひ銀総合研究所に2001年再び出向。年末に実母が発病し、介護を望んだので翌2002年3月末に銀行を退職したが、退職日に母死亡。母の死をきっかけに、地域住民である一般個人が病院とのつながりをもっと感じられる関係を構築できないものか、病院に対する関心が深まる。その年の秋、(社)日本医療法人協会の「医療法人資金調達研究委員会」委員となり、医療機関債(地域医療振興債)に関する研究報告書を書き上げる。債券発行の自主ルールの仕組みを考えたもので、これを実行すべく中井生活経済研究所を2003年6月に立ち上げ、2004年2月に第1号の地域医療振興債の発行を成功に導く。2004年10月には、厚生労働省が医療機関債ガイドラインを公表したので、地域医療振興債は、医療機関債として認められるようになる。 こうした経緯は、日経新聞に 金融を手作りする「患者の思い、行政を動かす」として2005年4月22日付夕刊に掲載された。 |